窓辺に早春の花をいかがですか? Nishihara Etsukoさん
暦の上ではもう春なのに、窓の外は冷たい風が吹いています。
ひと足早く春を感じたくて、大好きなフリティライア(バイモ)のひと鉢を窓辺に置いてみました。
すると驚いたことに、部屋の中の暖かさでみるみるうちにつぼみがふくらんで、可愛い花が咲きました。それを見ているとなんだか不思議にワクワクしてきて、明日へのエネルギーが湧いてきたのです。 皆さんも試してはいかがでしょうか?
吉谷桂子さんの講演を聞いて
2月4日,イエローブック岡山総会と吉谷桂子さんの講演会に参加しました。相変わらず元気な会員の皆様、厳しい寒さも何のその、新しいお顔もチラホラでパワー全開のようでした。
楽しみにしていた吉谷さん、ジャケットにロングブーツ、TVや本でお馴染みのスタイルで登場です。お顔を見たとたん、自然体でやさしいお人柄が伝わってきました。
イギリスの美しい庭、吉谷さんの庭、失敗談、寄せ植えetc.たくさんの写真を中心にお話を聞いていて、共感できることがたくさんあり、心が温かくなるのを感じました。
花を見て、あっきれいだと感じる心がガーデナーを育て、自分が咲かせた花を人がほめてくれる喜びでもっと頑張れる、ホントですね。緑の景観も広い庭もない、団地の中でのガーデニングをやってる私は、いつもあきらめムードでいたのですが、元気が出ました。
小さな寄せ植えから勉強すればいい・・・上に伸びるもの、横に広がるもの、下に垂れるもの、花や葉の色と形、植物の性質、鉢を選ぶこと・・・考えれば庭作りの基本がそこに全部あるのです。私も家と調和した庭作りを目標に、小さなスペースも自然に見え、1枚の絵になるよう頑張らなくては!
自分が育てた花をアレンジメントにして部屋に飾り、絵に描いてみる、花の仲間とおしゃべりしてお茶を飲む、ガーデナーってとっても幸せなのです。吉谷さんはこんなことを教えて下さったように思いました。
もう一つのお楽しみ、交流会のお食事もとってもおいしかったです。
最後に役員の皆様お世話になりました。ステキな一日をありがとうございました。
(レポートは苦シミマスローズことInoue Kikukoさんでした。)
お庭ナビ 広島県 山ちゃん
メダカも遊ぶ!山野草の庭、とことんこだわる山ちゃんじゃけん
2月20日、小雪ちらつく山陽道、取材陣はYamasakiさんのお庭をめざして西へ。作庭26年というフロントガーデンはジャノメエリカとメダカが迎えてくれました。
アプローチはアジュガやシダ類、グラスが質感と配色よく植えられて、私たちを自然と奥へ導きます。
南の庭の温室は鮮やかなベゴニアとゼラニウムのコレクション。さすが日本ベゴニア協会会員。温室の中は、カメリアのペンダントのように球根ベゴニアがハンギングされて、大きな宝石箱に迷い込んだ気分でした。
バックガーデンは丸2年。桜の大木を中心に自然そのままの植栽。地味になりがちな山野草の庭も、あちこちに置かれた骨董鉢や石の置物、ニワトリポットetc.が見るものを楽しませてくれる。またクリスマスローズのコレクションも相当なもの。剣弁セミダブルや原種他、こだわって収集していることがよくわかります。
●山野草について:
中国4県の山野草専門店を訪れて収集。鉢・地植えで250種。狭い庭の中で自然に近い環境を作ることが大変。
●一番見て欲しいところ:
見ていただく日に咲いている花(山野草の花期はとても短いので)
● 最近力を入れていること:
一年中いつでも楽しめる庭を作りたいので、花をよく吟味し、鉢にも凝っている。
●会員の方へのメッセージ:
「遠いけれどお友達先生や花情報が増えウレシイ。自分の庭を見ていただくことは緊張しますが、マンネリから抜け、新しい楽しみが見つかりました。皆さん、ありがとう!今年も見せてネ」
庭に注がれた情熱が寒さを忘れさせ、いくら見ても飽きないお庭でした。言葉には表せない感動がありました。山ちゃん、お疲れ様でした!
(レポートはNakatsukaさんでした。)
Cowbellさんの庭を楽しむDIY
(1)貧乏でも優雅に暮らしたい。
2月4日、吉谷桂子さんの話から、「元気の秘訣」は好きなことに没頭することと心得ました。残念ながら彼女のような感性と卓越した独創の力がないので、自分がすることといえば、ささやかな自己満足の範囲にすぎないのですが、それでも結構楽しいことがあります。
DIY(do it yourself「自分でやろう」という英国人の日曜大工の合言葉)である。
余暇利用で7年ほどのDIY歴の中から、面白そうな自分の製作物をピックアップして誌上紹介を試みますが、みなさまのご参考になれば幸いです。
● 庭好きに重宝なミニ厨房。
庭好きの休日は終日庭にはまっていることが多い。そんな時、食事やお茶で一服するのにいちいち台所に用立つのは面倒だ。それで思いついたのが庭の近くに簡易な厨房を作ることだった。
幸い庭に近い場所に建てていた別棟の一角に水道を引いていたので、小型シンクを設置、お茶が沸かせて簡単な食器類が収納できるミニキッチンを製作しました。
単身赴任当時使っていた小型冷蔵庫や諸々のキッチン用品が収納でき、見た目に洒落たイタリア調の色彩でまとめた。
ホームセンターで見つけた「ニースイエロー」という色が気に入って、この色を主体に渋いグリーンで縁取りをしたら、なんとなくそれらしくなり、更にこだわって数本のワインを格納できるミニワインセラーも作った。
これが完成して庭中心の余暇の過ごし方にますます拍車がかかったのです。
庭をしだいにこの場所に引き寄せるようなデザインに改造していったし、たまに同好のよしみがお見えになっても気軽に接待ができる。
何より庭で飲むワインの味は格別!
これって、吉谷さんの話にあった、優雅で合理的な英国人的発想が生み出した産物なのかも知れません。
Member’s Essay
岡山市 Tanakaさんご夫妻 「庭は我が家の迎賓館」
私たちのセカンドガーデンは自宅から車で約10分、岡山市北部の山の斜面にあります。南向きの高台、隣は自然林、眼下には大池、環境はバツグンです。
ここに庭作りを思い立ったのは、あるTV番組がきっかけでした。定年後の夫婦の生きざまを紹介するこの番組は故いかりや長介さん(今は西田敏行さん)のこんなナレーションで始まります。
「人生には楽園が必要だ」
退職を前に色々悩んでいた私にはとても新鮮でした。楽園づくりは先ず整地作業から。
長い間、放ったらかしにしていたため、草はぼうぼう、石ころざくざく、ごみいっぱい。
難産でしたが、一年後には近所の方々、親しい友人知人だけを招いての第一回OGを開くことができました。
「いいとこね。うらやましいわ」「来年もやって」花輪花は年ごとに広がった。
年一回のOGのほか、ミニOGも盛んです。
近所のご夫婦との食事会、かつての仕事仲間(マスコミ関係)との同窓会、親睦会、ゴルフの反省会、孫たちのお祝い行事・・・ガーデンは我が家の迎賓館でもあります。
娘よ、ありがとう
実を言うと、この土地は、将来、子供(一人娘)のために家をと思って購入していました。ところが娘はさっさと彼のもとへ。親の心子知らずのこの親不孝が、結果的には最高の親孝行となったわけです。 庭は楽しみをくれる、喜びをくれる、生きがいをくれる、そして友をくれる。
おかげで私たち、二人ともそこそこ健康です。
6回目となる今年のOGは4月9,10日。みなさん、ぜひ来てね。シンボルの野焼きのプーさんとその子供たちも勢ぞろいしてお待ちしています。
お便り・・・早春の絵手紙
玉野市のMorisawaさんから、絵手紙が届きました。 |
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