2005年 クリスマス号    2005.11.15.発行

  
  ◆目次

    ※ ご挨拶
    ※ スタイル@ガーデン  「オープンガーデンレポート(4) 6月後半〜秋編」
         (1)Kobayashiさん(2)Kitamuraさん、 (3)Fujitaさん、 (4) Kobatakeさん
    ※ お庭ナビ「秋明菊がよく似合う備後の庭人・・・私のまわりをお花でいっぱいにしたいの。」
    ※ 庭を楽しむDIYのすすめ「(5)至福のカントリーウイークエンド。」
    ※ Member’s Essay 「南仏で庭しごと」
    ※ 花のある風景   トルコ(3)
    ※ 花のあるスポット 隠れ家的ティースポット
    ※ 韻(うた)の花壇   
    ※ オープンガーデン情報
    ※ 会員レポート   「三田花と緑のネットワーク」を訪ねて


Member’s Essay
岡山市 Kageyamaさん  「南仏で庭しごと」




 ビズの紙上で、"フランスのガーデン再生プロジェクトに参加しませんか"を見つけたのが2003年の秋でした。2004年の8月の2週間、フルタイム(8時間労働)で3日間働き、週末はのんびりするという形を選び、あこがれの南仏に飛んでいきました。

 暑さもあってたいへんな仕事でしたが、本当に本当にすばらしい夢のような暮らしでした。庭は16世紀ごろに造られた貴族の庭で、山すそから中腹までを含め、(端までは行けていませんが)後楽園の広さほどある広大なものでした。


 庭の維持と荒れた部分の再生とが主な仕事でした。つまり草抜きと水やりと土木工事です!

 庭へのメインゲートを入ると花壇と池とからなるフォーマルガーデンで、階段状に趣の違う庭が真ん中の階段を挟んで上へ上へと造られています。階段は大木となった夾竹桃のトンネルで、毎朝花殻を掃除するだけで夫と二人して小1時間かかりました。




 屋敷の裏手の山はプライベートガーデンでハーブを中心にやさしい雰囲気の草花の庭にしてありました。山の中も素敵で、散歩を楽しむためにいろいろな趣向が凝らしてありました。

 熟した果実のにおい、木々の陰、夜の木の葉のささやき、すべてがすばらしい思い出となりましたが、東の空が白む頃早々に起き出して見た、あたり一面がチコリの薄青色の花でうめつくされた光景は、夢の世界のようでした。      








花のある風景  トルコ(3)   Yoshimotoさん



@ トルコ南西部アフロディティアスの遺跡で見つけた大変変わった花。
 Aの写真がこれの咲いたところです。
A 形といいとても変わっています。しいて言えば、日本のウラシマソウ、テンナンショウの種類のような感じの花でした。