2006年 初夏号    2006.6.5.発行

  
  ◆目次

    ※ オープンガーデン特集
      J.satoh庭Inoue庭Morisawa庭Nishie庭Nishizaki庭Nishihara庭 
      Shiraki庭Kageyama庭S.Kobayashi庭Y.Kobayashi庭Namba庭
    ※ ‘オープンガーデン’これをしたら嫌われる?! ぶっちゃけバトル対談
       庭に咲いた花をお部屋にも・・
    ※ 各地との交流〜県外からの視察
      チェルシークラブ(大分)メリーポピンズの会(兵庫)
    ※ 事務局からのお知らせ編集後記


◆各地との交流〜県外からの視察◆   ようこそ、イエローブック岡山へ!

 YB岡山は、会員間だけでなく、全国にあるオープンガーデンの団体とも交流を深め、花好き・庭好きな仲間が、県内はもとより、日本中に増えています。先日、YB会員のオープン・デイに合わせ、チェルシークラブ(大分)と、メリーポピンズの会「たんぽぽ塾」(兵庫)の皆さんが、岡山を訪問してくださいました。



チェルシークラブin大分のみなさんと交流会。
                      (文/写真:Cowbellさん)


 五月晴れの5月9日、We are Garden Lovers(直訳すると“つわものぞろい”)のみんさん13名が大分市からはるばる東岡山駅に到着されました。

 「いつかみんな一緒にロンドンのチェルシーフラワーショウを見に行けたらいいね!」を目標に、8年まえに結成された会員100名のグループ。
そのうち、リーダーHARAさん(カモちゃん)はじめ、会を代表する有志のみなさんなのです。
「イエローブックを片手に仲間と一緒に庭めぐりができたらいいね!」
が合言葉のYB岡山と、ガーデニングを志すその思いはほとんど同じ仲間同志。
しかも九州といっても唯一瀬戸内海に面して岡山の方向に向いているような大分市のみなさん、初対面ながらとても親近感を覚えます。

見晴らしのいいK庭。薔薇の開花にはまだ早く「私のようにいとおしい蕾をご覧になって!」とオーナーさん。 K庭は赤いレンガとグリーンリーフのコントラストが美しい。

 大分といえば、私の好きなフォークシンガー南こうせつの出身地で、<神田川>や<赤ちょうちん>の歌は懐かしいねぇ。今でも大分に住んで自然を愛し農業を愛して畑を耕しているその暮らし方も好きだし、別府、湯布院など温泉リゾートはお馴染みだし、美味探求の食指がじっとしていない日出の城下カレイ、佐賀関の関サバ関アジは絶品、山海のグルメも豊富なところなので...\(^_^;)マァマァまあその話はまた今度ということにしてね。(^_^;)

 当日はそんな同志を岡山にお迎えして、YB岡山会員6軒のお庭拝見となりました。
T庭に到着したところでみなさん全員集合!
T庭のこだわりがお分かりですか。とても写真には納まりきれません。

山々が新緑に燃える、年間を通して一番爽やかで空気の美味しいこの季節、
YB役員の車に分乗していただいたチェルシークラブご一行は山あいの旧山陽路を東へ東へ。

「岡山の風景はどことなく大分に似ているわ」
「山に見えるあの紫色の花は藤の花?ジャカランダの木のようね」
「ジャカランダは岡山では見たことありませんよ」
「大分では花が咲くのですよ」

などと会話しながら。

予定していた庭に着くと、オーナーさんへの話をメモに取ったり、写真に撮ったり、さすがマナーを心得た研究熱心な方々で、昼食と交流会をした熊山英国庭園で見せてくださったチエルシークラブの活動を克明に記録されたファイルには感心させられ参考になりました。


庭を見せてくださったYB会員の方々の爽やかな応対もとても印象に残るもので、チェルシークラブの皆さんに好印象を与えたに違いありません。
ご協力有難うございました。

以下、熊山英国庭園での交流会の様子など、当日の様子を写真でご覧ください。
南欧風のお洒落なO邸は、薔薇とぎぼうしのこだわりの庭がその周囲を取り囲む。 素的な庭でいただく紅茶はまた格別の味でしたね。
木陰を爽やかな風が通りぬけるT庭の一角で。 「このロケーションはすてき!ここは信州?」
「いや、おきゃ〜まです」T邸のベランダで。
熊山英国庭園でチェルシークラブのみなさんとなごやかな交流会。 N庭はもうリットルイングランド。私は毎年カルチャーショックで頭がクラクラ〜ッとなってしまいます。
当初、予定になかったI庭が、急遽、オープンしてくれました。Iさん、ありがとう。 「ここがBISESに載ってた玄関なのね!」
さすが、よく知ってらっしゃるのです。