2007年 秋号  2007年11月発行

  
  ◆目次

    ※ 高知バスの旅  〜2つの庭を訪ねて〜
        高知県立牧野植物園北川村モネの庭マルモッタン
    ※ 事務局からのお知らせ
        牛糞斡旋について/2008年度会員募集と総会、講演会のお知らせ
    ※ 編集後記


 高知バスの旅  〜2つの庭を訪ねて〜
     
【高知県立牧野植物園】

 10月28日(日)雲一つない秋晴れの日、我らYBメンバー50人余りが岡山を脱出、高知の2つのお庭を目指して、バスに乗り込みました。

 まず最初に到着したのは、高知県立牧野植物園。

 「日本の植物分類学の父」と呼ばれる、牧野富太郎博士の業績を顕彰するために、高知市の五台山に開園した庭園。

 博士ゆかりの植物約3,000種が集められています。

 植物はもちろん、建物も必見で、整然と並ぶ木組みの美しさと自然が織り成す景観がリズミカルに呼応し、園内全体をひきしめています。
(上)連なる木組みやガラスのリズムが美しい建物。雨どいに集められた雨水が水鉢に落とされるようになっています。
可愛らしいお弁当、女性陣に大好評でした〜♪ 牧野富太郎博士がお出迎え?! 自然を生かした素晴らしい植栽
 思い思いの場所で昼食をとったあとは自由散策。
 牧野博士直筆の書簡やボタニカルアートに目を見張り、ミュージアムショップでは博士がスケッチした植物画の ポストカードを買い求める人の列が並びました。
  この日の旅は日帰りということで、次の目的地へ向かう為、時間制限つきだったのが少しばかり残念でしたが、春にまた、違った表情の牧野植物園を見に訪れてみたいと思った人も多いはず。
 来春はちょうど、牧野博士没後50年記念イベントが催されるようですので、この度行けなかった方もぜひお出かけになってみてはいかがでしょうか。


園内は秋の植物が悠々と咲いていました。
タニジャコウソウ ガマズミの実 アキチョウジ オミナエシ アザミ(白) クサギ

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