水島工業地帯を見渡せる山の麓。
少し離れた場所に車を置いて、てくてくと細い山道をしばらく歩きます。
むせかえるような土の匂い、ウグイスが暇なくさえずり、辺りにはホトケノザが一面にカーペットを敷き詰めたように広がっています。
その中にタンポポ、スミレが顔を出し、ノバラが勢いよくつるを伸ばしています。ハナニラやムスカリまでもが自然に返って自生しています。
子どもの頃、こんな風景の中で遊んだっけ。そんな時が止まったかのような静かな山里に、ナルシス三宅さんの丹精された水仙の園があります。
この水仙園のオープンに先立って、山陽新聞社さんが取材に訪れると知り、一足お先にイエローブック編集員が「逆取材」に行って参りました! |