Open Garden

「岡山市東部Oさんの庭」に、ミニバラさんが訪れました。


庭作りを始めることになった経緯と庭の様子、
それと、Oさんお手製のスモークチーズをご紹介してくれました。

 「おじいちゃんの山荘が黒竹と雑木に覆われてしまって崩壊寸前」の状況になり、山荘の周囲の木と竹を切ることから始めたそうです。

 そのためにチェーンソーを購入して、切った木を燃やすために炉を作り、初めの1年はひたすら切っては燃やすことで終ったとか。
 植物を植え始めてまだ1年目。

 それでも厳しい夏を乗り越えたたくましいバラやハーブや宿根草がしっかり根付いていました。

 500坪以上の広さの庭は耐火煉瓦のウォールを造ったところから始まりました。

 すべて友人や親戚の協力を得ての手作りです。
飾りだけでなく、実際に水が出るポンプ。

 左にはウォーターガーデンがあり、白とピンクの睡蓮が可憐な花を咲かせていました。
 つるものをからませたトレリスにはおしゃれなポットがいくつも掛けてあり、雰囲気を和らげています。
 アーチからウォールへは、チップと枕木の小道を上がります。

 枕木の重量感とチップの柔らかさが交互に繰り返されます。

 周囲には濃いグリーンのダイカンドーラやリュウノヒゲ、明るいシルバーのヘリクリサムなどがグランドカバーとして植えられています。
 造園業者も絶賛の、立派な黒竹の庭。通り抜ける風が心地よく、暑さを忘れてしまうほど。

 下界を見ながらのティ−タイムは最高。

 古い木の電柱や石板が見事に再利用されています。
 ダンボールとおかきの缶で作った箱の中で、プロセスチーズはスモークチーズになっていく。
 仕組みは単純ながらも温度管理には熟練の技が必要と見ました。
 出来立てのスモークチーズ。
絶品でした。
もう市販のチーズは食べられません。


庭の形になって、まだ1年足らずのOさんの庭。
広さゆえにローメンテナンスで丈夫な植物を選んで植えていく予定だそうです。
そして、秋には枕木を100本以上使ったビッグデッキができ、コテージもおしゃれなものに変身するかも・・・。
「まだまだ楽しみとご苦労が続きます。」

直線上に配置