第1話 ルイス・C.ティファニー庭園美術館を訪ねて出雲路の旅(その2)
☆ 「アールヌーヴォー」の曲線模様。
昨年の初秋、専属(実は筆者。オーナー庭の日曜庭師)は、英国庭園を併設した「アールヌーヴォーの殿堂」が出雲の国松江湖北地区に計画されていることを新聞記事で知った。
「アールヌーヴォー」は19世紀末、西欧で俄に起こった芸術運動だが、その頂点にあった巨匠「ルイス・C.ティファニー」の作品が収められるという。ティファニーはかの有名な宝飾店だが、ルイスはその2代目として生まれながら敢えて孤高な芸術家としての道を歩み創作活動に没頭したという。(展示作品は※の「美術館展示室」をご参照)
「アールヌーヴォー」の芸術は以前なにかの美術書で知ったときに、花や昆虫など美しい自然を抽象化した独特の「曲線模様」に惹かれた記憶がある。そのことを思い出して専属はひとり密かにその殿堂がオープンする日を心待ちにしていたのである。 (つづく)
※ R.C.T美術館「美術館展示室」
http://www.l-c-tiffany-garden-museum.co.jp/others/07.html
オーナー庭にある手作りの曲線模様 | |
▼WELCOMEの表示がある「庭の扉」。 | ▼白色時計草がつたう日よけのトレリス。 |
▲R.C.T庭園の中央に作られた「曲線模様」のある「薔薇のあずまや」。つる薔薇がかすかに登り始めていて下から見るとそのシルエットが美しい。(2001/5/12) | ▲左のドームをイメージして作ったオーナー庭の「薔薇のドーム」。成長の早いピンク系つる薔薇が登りはじめた。 |
花がついているのはブルースカイ(丸葉朝顔)で、あっというまにドームの頂上を占拠してしまった。 ▼ 下からみたドーム(2001/8/19) |
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そうか…オーナー庭は「アール・ヌーヴォー」調なんですね。
「曲線模様」に手づくりするって難しいでしょうに。・・・・(モグラ)