吉永町ガーデニングコンテスト・プロジェクトY's

プロジェクトＹ’ｓ　デザイン・コンセプト

　　廃材利用の“風水ガーデン”

　全体の構成は、道路側から見て、この八塔寺山系の山並みを忠実に再現した。

　その中に、吉永町各地の名所・史跡をイメージし、これをデザインしたものである。
例えば、池田家ゆかりの墓所を、テラコッタ人形がまたがる亀山を含む大小７つの山々で表現。また、田倉牛神社に奉納されている、１０万とも２０万とも言われる牛馬像を模して、テラコッタの破片を散りばめ、それらの供養を行っている。

　さらに、ＦｅｎｇＳｈｕｉ（風水）的方位学、色彩をも加味し、少しかみ砕いた解釈で“４つのエリア”を構成。それぞれのエリアをつなぐ通路には、イエローブック岡山のシンボル「マリアアザミ」など４つのモザイクを配した。

●東：青龍（せいりゅう）エリア・・・春
　田にはトールペイントを施したカエル・メダカ達が泳ぎ、青竹の柵にはヘビが絡み、トンボやバッタが遊ぶ“棚田ガーデン”。植物は青花で統一した。

●南：朱雀（すざく）エリア・・・夏
　金と銀の卵を抱く“キョロちゃん夫妻”が仲良く門柱にとまり、朱を中心としたカラフルな色彩の“朱雀ガーデン”で夏をイメージした。

◯西：白虎（びゃっこ）エリア・・・秋
　２人がけの“白虎シート”、両側を背の高いトレリスがガードし、二人の愛を育む。“愛の白虎エリア”と名付けた庭は、白い植物だけを使ったホワイトガーデン。

●北：玄武（げんぶ）エリア・・・冬
　庭の正面“玄武エリア”は、北の黒い大地をイメージ。株立のシンボルツリー「アカシデ」をフォーカルポイントに、瓦の亀にまたがったテラコッタ人形が愛らしい。

　今回の作庭で最も重要な点は、植物・樹木以外の資材・オブジェを、すべて廃材・リサイクル品で調達したことであろう。その方法も、現地またはメンバーの持ち寄り品によっており、それらの「命」をこの庭によみがえらせた。

“　プロジェクトＹ'ｓ”では、「緑豊かな山林」と「きれいな水と空気」を守る「環境の町」吉永町に敬意を表し、八塔寺に作庭した今回の作品“風水ガーデン”は“津田永忠氏”に捧ぐものである。・・・

八塔寺に行けば、なつかしい原風景に出会える・・・
　　　　心のふるさと、「日本のコッツウォルズ」八塔寺

台風１５号が太平洋を横断している最中、八塔寺は南よりの強い風と、どんよりとした雲に覆われていた。　「雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ。・・・」元気な、プロジェクトＹ’ｓのメンバーは、今日も庭づくりに精を出していた。　今度の日曜日（９月８日）は、第３回目のガーデニング教室があり、またまた多くの若者達（？）が集まる予定。　今週も、資材の準備に余念がない。
	この雨の中、大西修岳園さんから戴いたシイタケのホダ木、枝振りの良い木々を使って、道路添いの柵を完成させた。　正面右側は焼いた木材でおとなしく、左は躍動感のある枝をあしらい、暴れたイメージである。　突如吹き荒れる突風に、タープのポールが折れた。下の写真は休憩中のポール。左は、無惨にも突風にへし折られてしまったタープ。　寒い中での昼食。Ｍ夫人が作ってくれた“おでん”が心に染みた。
「ガーデニング教室」の開催について　日時：９月８日(日)　13：30～14：30 　場所：吉永町加賀美817-22　八塔寺ふるさと村　電話：0869-85-0333 　内容：草花の栽培管理について　講師：ガーデンコーディネター　伊予田　三枝子先生「八塔寺ふるさと村」への道（地図はこちら） (1)岡山から、県道１号線を一路東へ(赤穂方面へ) (2)和気まで行くと、金剛川を右に見ながら吉永方面へ (3)マルイチストアー先の信号を左折し、約２０Km程 (4)八塔寺ダムを左手に見ながらも、わき目をふらず (5)つづら折りを登り切ると“ふるさと館”は目の前だ！

Ｙ編集員
庭作業の後に欠かせないもの　ギネスビールとシャワー最近、リラックスできた事　“バリ”の休日最近植えた、お気に入りの花　トレニア・コンカラー普段の足　アルファ１４５　イタリアンレッド最近読んだ園芸本　“夕庭”　丸山　健二著最近、憤慨したこと　やっぱ、透けるぞ“住基ネットハガキ”
最後にひと言　　雨が降ってもやってます。槍が降ってもやってます。　日曜日には八塔寺へ！皆さんのお越しをお待ちしています。・・・来てな～m(_ _)m