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アイコン『突撃!隣のガーデニング』 VOL.10 Shimizu さん庭

    

 
『カエルたちの安住の地となっている池』

 今回はイエローブック岡山の田辺さんに御紹介頂いた夢いっぱいのお庭をレポートします。
水島の閑静な住宅地にある清水さんのお庭は、もとはゲートボール場だった500坪もの土地を開墾して作られました。
定年退職をされて都会からUターンして帰って来られ、ご夫婦で“手に鍬を持って”少しずつ耕して広げられた約2年のお庭です。
お庭を飾る花たちはほとんど種から育て、今はポーチュラカや、ひまわりなどが花盛りです。
東側のエントランスを入るとまずフロントガーデンが広がり、暑さにも強い季節の花が咲き乱れ、その突き当たりにご主人の力作の『池』があります。なんと全部ご主人が自分で掘って作られたそうです!そこにはショウブや、睡蓮などが植えられており、小さな島まであります。丁度ゲストルームの窓辺から美しく見えるように配置されており、今は白い睡蓮が花をつけていました。人工の池といえば通常は水を貯める為にビニールシートを張るか、コンクリートを塗らなければなりませんが、水島は埋立地でちょっと穴を掘ると水が溜まるという特徴を上手に利用して自然な感じに仕上がっています。雨が降るとどうしても周りの土が流れ落ちてしまうので木の杭で囲んで土止めをする計画があるそうです。
 また、この池はドジョウやカエルたちのかっこうの住処となっており初夏の夜はにぎやかだったそうです。

『元気な夏の花壇』
フロントガーデンの前には広大な畑ガーデンがあり、ゴルフの練習に使う芝生、果樹、季節の花、野菜、蓮池などが広がります。現在、蓮池の一部を埋めたててログハウスを建設中です。今から完成が楽しみです。

 犬の糞害に悩む清水さんのお庭にはこんな立て札が立てられています。『犬は可愛いです。糞も可愛がって連れて帰ってください』と…なんて心やさしい立て札でしょう?
これだけでもご夫婦の人柄が伝わってきます。

庭仕事で真っ黒に日焼けしたご主人は『あんなに小さな種から芽が出て、ぐんぐん大きく成長して、世話をしてやればそれに応えてくれる。こんなに楽しい事は無い!オールウェイズ フェスティバル、人生バラ色』だと言われ、誇らしげに手に出来た鍬ダコを見せてくださいました。
おいしいコーヒーを頂きながら見せていただいたお庭の写真の中で一面のコスモス畑の前で少年のような表情でたたずむうれしそうなご主人の姿がとても印象的でした。 

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炎天下の中のお庭訪問中、紹介者の田辺さんが帽子をかぶっておられない事に気づかれた奥様はすぐに帽子を持ってきて差し出してくださいました。
物腰のやさしい少年のようなご主人と、きめ細やかな心遣いの奥様ととってもステキなハーモニーのご夫婦のお庭でした。
モモンガもいつかはあんな夫婦になれたらいいなあ…憧れてしまいました。

                            モモンガ@岡山 でした

Shimizuさんのところは、夏でも元気な花壇がスゴイですね。
この暑さでは、取材先のお庭もグロッキー気味。そこで、モモンガさんのレポートもしばらくお休みを頂きます。
「うちの庭に来てよ!」と言われる方、どうぞ“リクエスト・メッセージ”を送ってね!!!・・・(モグラ)

モモンガさん宛の感想メールはモグラへ・・・

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