ナーサリー花野を訪れたきっかけはモグラさんのHP『ガーデニング情報』でした。
６月１６日のオープン情報なのにHPに掲載されたのはなんと１４日の事。急拠予定を変更してかけつけました。
　周りの人から『先生』と呼ばれる松谷さんのお庭は
山野草などがほとんど自然のままの状態で活かされたお庭で、珍しいものがたくさんあり、
植物の造詣も深く、ガーデナー歴３０年という大ベテランの風格を漂わせています。
また、西堀さんのお庭は絵心のある西堀さんがまるで絵を描くように作られた緑豊かなお庭です。

この対照的なお二人が出会って『ナーサリー花野』はごく自然に生まれました。
趣味が高じていつしか苗の販売をするようになりました。
ナーサリーといっても店舗があるわけではなく、いつでも苗を買えるわけではありません。
西堀さんのお庭の南側の歩道で不定期で展示即売をする青空花市場です。
苗の販売日(オープンガーデンも兼ねている)は苗の育ち具合や、お二人の都合、
ボランティアのお手伝いさんの都合で急拠決定するので
決行ギリギリまで決まらないようで、直前になってビラを配ったり、
手紙などでお知らせをするといった具合です。
今回HPにギリギリに掲載されたのもそのためでした。

このナーサリー花野にはひとつだけ強力なコンセプトがあり、
『基本的に自分の庭に植えたくないものは作らない、販売しない』ということです。
　そんなわけでこの青空花市場にはこのお二人のお眼鏡に叶った珍しい苗が目白押しで、
ひとつひとつ名前を確かめないと、不勉強なモモンガには
何がなんだかさっぱり解からないものが並んでいるという具合です。＼(^_^)／
（苗のポットは牛乳パックを切って作った手作りの花の名札が付いています）

　ここは変わった苗が入手できる上に、育て方や寄せ植えのアドバイスをしてもらえ、
おまけにメチャクチャ安いので,販売日は常連さんでいっぱいです。
見本となる成長株も西堀さんのお庭に植えてあるのでこれまた参考になります。
ちなみにその日モモンガが購入したのは『黒穂キビ』『アサリナ』『バニカムスモークグラス』など。(各８０円)
特に黒穂キビなどは今からどんな穂が出くるのかワクワクです。

苗の購入を終えた後は“ウグイスの鳴き声のBGM付き”りんごの木の下で
ティータイムもしっかり楽しめ、お庭も心行くまで見せて頂けて一石二鳥です。

また、お二人は苗の販売だけでなく、個人のお庭の土壌改良をしたり、
お庭の花の植え替えのアドバスや講習会、
お庭のメンテナンスをしたりと多方面で大活躍しておられます。

次回の『ナーサリー花野』の苗の販売日及び、オープンガーデンの予定は７月７日頃の予定だそうです。
(予定ですので変わるかもしれません)
正式に決定しましたらモグラさんのHPにてお知らせがあると思いますので
お友達を誘って遊びに行ってみて下さい。きっと面白い物が手に入りますヨ。

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黄昏どきの静かな西堀庭の西側のベンチに越し掛けぼんやりしていると
まるで時が止まったかのような錯覚に陥りしばし非日常的な至福の時間をいただきました。
お庭という小宇宙はガーデナーにとってほんとうにパラダイスですね！

ひとくちに庭といっても人それぞれに広く深いかかわり方があり、
モモンガは改めてこの世界の奥深さを痛感しました
そして知らず知らずのうちに終わる事のない庭造りの深みにはまってもがき苦しんでいるのでした…
さあってと次はどこのお庭の深みにはまろうかな？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　モモンガ＠岡山　でした