『突撃!隣のガーデニング』 VOL.7 Kobayasi Yoriko さん庭
今回はイエローブック登録者の小林さんの『ラベンター・ハウス in ローズ』を紹介します。
ガーデナー歴10年、バラに魅せられて5年の癒しのお庭です。
眼下に山陽団地が一望できる小高い丘の絶好のロケーションにそのお庭はあります。
台風の時などは家が吹き飛んでしまうのではないかと思われるほどの突風が吹くそうですが、普段はその風通しの良さは植物にとっては快適なようでバラもラベンダーもすくすくと育っています。
西側のエントランスは趣味の良いコンテナーと手入れの行き届いた和風の植栽で飾られており、細いアプローチを越えるとバラ園が広がり、グラハムトーマスのティー系の甘い香りが鼻をくすぐります。
西側はオールドローズ、南側はモダンローズ、東側はオールドローズと約60本ものバラが品種別に一期咲き、四季咲きと丁寧に分類されて植えこまれています。
その合間に効果的にラベンダーが植栽されています。残念ながら花の時期を逃してしまいましたが、6月の梅雨どきの庭は雨にぬれたラベンダーから立ち上る甘い香りでなんとも言えない陶酔の世界だそうです。
南のアプローチを抜けるとクレマチスのからんだ小さなアーチがあり、その先には東の花壇が広がり丹精されたオールドローズと菜園があります。
丘の上なのでここからの眺めは絶景で、なおかつ眼下の家との距離があるので天然の目隠しとなっており、ほぼ完全なプライベートな空間となっています。
その絶好の場所にリビングからの延長のような屋根つきの居心地の良いテラスが造られていて涼風が駆け抜けて行きます。そこに座り込んでお話を聞きながらふとまわりを見渡すとたくさんのラベンダーやバラの挿し芽をしたコンテナーが目に付きました。
小林さんはハーブの会にも入っておられて秋に販売会をするための準備だということでした。しかしなんといっても小林さんは、大の『バラ狂』、バラに対する熱い熱い思いが伝わってきます。
例えばトルコのトプカプ宮殿や、スペインのアルハンブラ宮殿に旅行に行ってしっかりローズヒップ(種)をとって持ちかえったり、バラの病気の克服法、挿し芽の方法、今話題のEM菌でコンポストを作り土を活性化させる事など熱心なお話が続きます。
『バラ作りは土、黒点病が出ても土さえしっかりしていれば、翌年ベイサルシュート(株元から出る元気な新芽)が出るので大丈夫!』ということでした。
そんな小林さんの夢はバラの苗木を育て販売する『小林バラ園』?を開業される事だそうです。とっても楽しみですね!
初めてお会いしたのにとっても気さくにお話をしてくださり、モモンガは感謝と感激で幸せ気分で家路につくことが出来ました。
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庭といえばやっぱりバラ…モモンガの庭は狭くて日当たりが悪いので今までバラのことはきっぱりあきらめて見てみぬふりをして来たのですが、イエローブックの皆さんのお庭を訪れる度にバラへの思いが膨らむばかり、額に汗して穴を掘って今年やっと2本のクライミングローズを植えました。果たしてどうなる事やら…
それにしても旅行先でしっかりバラの種を取ってくるなんてすごい!モモンガはトプカプ宮殿でも、アルハンブラ宮殿でも観光に気を取られてぜんぜん気が付かなかった…まだまだ修行が足りないなあ…
モモンガ@岡山 でした
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『ティー系の上品な香り、グラハム・トーマス』 |
『東へのアプローチ』 |
うぅ〜ん。「Kobayashiさん」のお庭、話しには聞いていましたが、文章からもそのスゴサが伝わってきます。
ラベンダーの季節、雨に打たれた香りがどこからともなく漂ってくるとか!
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