モグラのウィルス教室(その14 「W32/Bugbear@MM」(バグベアー)

「W32/Aliz.A」  「W32/Badtrans.B」  「ウィルスメール対処法」  「Goner.A」  I.Eのバグ  「W32/Meldal.C」 

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JDBGMGR.EXE BUGBEAR VBS/Redlof  MSBlaster  Sobig.F

 

テディベアの次は バグベアー・ウィルス!! 
・・・クマのアイコンではなく、EXEファイルですよ!!

2002年9月30日に発見されたウイルス「W32/Bugbear@MM」にご注意を!!

1.バグベアーって、どんなウィルス?

(1)差出人を偽造して送りつける。

 このウイルスは、メールの "差出人" を変更したり、偽造することが出来るウィルスです。
感染したパソコンから見つけたアドレスを、勝手に使用したり、2つのアドレスを結合させて偽造したアドレスを使用することが出来ます。
また、メールの「From(差出人)」を偽装することがあるのでだれからウイルスが送信されたのか特定しにくくなっています。

(2)キーボードの入力を盗み取る。

 また、このウイルスは、キーボードから入力された情報を記録する特徴があるので、パスワードやクレジットカードの番号などの情報が盗まれる危険があります。

(3)ウィルス対策ソフトの機能を止める。

 さらにらに、ウイルス対策ソフトやファイヤーウォールソフトが正常に機能しなくなることがあります。

(4)感染するのは、Windows + Outlook系ソフト

 Windows上(Widows 9x/Me/NT/2000/XP)で、動作し、メールを開かなくてもプレビューするだけで感染する可能性があります。
 このウイルスは、メールの送受信とネットワーク共有機能を使ってほかのパソコンに被害を与えます。
 


2.「W32/Bugbear@MM」に感染するとどうなる?

・パソコン内のメールアドレスにウイルスメールを自動送信します。

・パスワードやカード番号といった重要情報が盗まれる危険性が高くなります。

・ウイルス対策ソフトが正常に動作しなくなることがあります。

・ウイルスが持つファイルの内容を、すべてのネットワークプリンタから印刷することがあります。

予防策をお知らせします。

これだけは必ずやってね。(モグラのお願い)

1.OutlookExpressのバージョンを調べる!
 InternetExplorer 5.01または5.5の場合は、今すぐ修正プログラムを実行

2.Outlook Expressの修正プログラムを実行する!
 Internet Explorer 5.01の場合、SP2を適用する
 Internet Explorer 5.50の場合、SP2を適用する

 あるいは最新の InternetExplorer 6.0 をインストールする。
(注: 必ず、Outlook Expressを含む標準構成以上でセットアップすること。)


3.HTML形式のメールは送受信しないこと。


4.Windows Updateも忘れずに!


日本ネットワークアソシエイツ(McAfee)のサイト
http://www.nai.com/japan/virusinfo/virB.asp?v=W32/Bugbear@MM


トレンドマイクロのサイト
http://www.trendmicro.co.jp/bugbear/whats.asp


シマンテックのサイト
http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/data/w/w32.bugbear@mm.html


情報処理振興事業協会 セキュリティセンター(IPA/ISEC)のトップページ
http://www.ipa.go.jp/security/topics/newvirus/bugbear.html



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「お助け大明神」モグラ宛のメール mogura@ybok.jp へ