モグラのウィルス教室(その20 亜種ウィルス)


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2004/08/16 W32.Beagle.AO@mmの情報を追加

緊急速報「Beagleワーム(W32.Beagle.AO@mm)」にご注意ください。
亜種ウイルスにご注意下さい。バックドアを作ります。

1月28日までしか活動しない、メールを使って感染するW32.Beagle.A@mmが、新種になって猛威をふるっています。

W32.Beagle.AO@mm は独自の SMTP エンジンを使用することによって拡散する大量メール送信ワームです。メールに添付されるファイルは Trojan.Mitglieder ファミリーのトロイの木馬に類似したダウンローダーで、外部ソースからこのワームをダウンロードします。

またこのワームはバックドア機能を持っており、TCP ポート 80 および UDP ポート 80 を開きます。

シマンテックのサイト
http://www.symantec.com/region/jp/avcenter/venc/data/jp-w32.beagle.ao@mm.html

このウイルスは、W32.Beagle.A@mm同様、メールの添付ファイルを使ってコピーを任意の宛先に送信して感染を広げます。また、メール送信時に送信者情報を詐称するため、送信者の特定を困難にします。


1.ベーグルの特徴とは?

下記のメールがきたら、添付されているファイルを、絶対に実行しないでください。

1.特徴
件名 : Hi
本文 : Test =
     Test, yep.
添付ファイル :不特定な文字列.exe


2. 影響を受けるOS
Windows XP、Me、98、95、2000、NT


2.感染すると?

1.Windowsフォルダに「bbeagle.exe」という名前で自分自身のコピーを作成します。
2.感染したPC内にある拡張子が「wab」、「txt」、「htm」、「html」のファイルから電子メールアドレスを収集し、自分自身を送信します。
3.特定のWebサイトへのアクセスを試みます。

3.ベーグル参考情報

日本ネットワークアソシエイツ(McAfee)のサイト
http://www.nai.com/japan/security/virB.asp?v=W32/Bagle@MM


トレンドマイクロのサイト
http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/virusencyclo/default5.asp?VName=WORM_BAGLE.A


シマンテックのサイト
http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/data/w/w32.beagle.a@mm.html


情報処理振興事業協会 セキュリティセンター(IPA/ISEC)のサイト
http://www.ipa.go.jp/

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