英国縦断庭めぐりツアー(スコットランド〜湖水地方〜コッツウォルズ) Vol.10
『ルガーズ・ホール』 (Luggers Hall)
蜂蜜色の石(ハニーストン)と、かやぶき屋根の家 “コッツウォルズ”には、ふる里のぬくもりがあります ロンドンの北西148kmのブロードウェイ・・・ 村の中心街で、素敵なショップを見つけました。 色とりどりのキャンディが、可愛らしいガラスの器に! このお店ごと、日本に持って帰りたい心境です。 5〜6月は、岡山でもオープンガーデン真っ盛り。 |
NGSのオープンガーデンは、どうかな? 見つけました「Garden Open」のポスター! |
ブロードウェイにある“ルガーズ・ホール(Luggers Hall)”は、エドワード朝時代の、見事な邸宅です。 部屋数2室(定員6人)と、小さいながらもB&B(Bed & Breakfast)を併設し、庭を愛する人たち(for Garden Lovers Member)のために、2.5エーカーもある庭を公開しています。 明るく、朗らかなケイ(Kay)・G・ハスラムさんが、愛猫を抱いて私達を出迎えてくれました。 |
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この邸宅は、ロイヤル・アカデミー・ガーデン・アーチストであった“アルフレッド・パーソンズ卿”によって建てられました。 BA(英国航空)をリタイアした、ハスラム夫妻(Red and Kay)がこの地を手に入れたのは9年前のこと。家を刷新し、荒れ地だった庭をリモデルしたのです。(ちなみに、ケイさんはキャビンサービス部長さん、レッドさんは、航空管制官だったとか?・・エリート夫妻とはいえ、素晴らしいお宅に住んで幸せですね。) |
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有名なアルフレッド・パーソンズ卿が設計したフォーマルガーデンや、見事なイチイの生け垣、ツゲで作られたトピアリーなど、さすが、見応えがあります。 それらを修復しただけでなく、バラ園、砂利の小径を伴ったウォール・ガーデン、ホワイトガーデン、ロングボーダー、と、多様な庭を作って行きました。 僅か9年で作ったとは思えないほど、しっとりと風景が馴染んでいました。 |
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赤系の色でまとめた“ホット・カラー・ガーデン”(左上) ボックス(ツゲ)で縁取られ、シンメトリーに植栽された“ホワイト・ガーデン”(右上) 木陰で遊ぶ、つがいの鹿が、ブロンズのスモークツリーを挟んで、愛を語らっています。(右) |
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B&Bの玄関を回り込むと、ローズガーデンがあります。ラベンダーとピンクのコントラストが繊細です。(左上) 家の裏手に入ると、壁面にクレマチスが絡んでいました。(右上) 「ポタジェに植えられた野菜は、お食事に出されるの?」と聞くと、「ハハハ、あれは飾りなのよ。だから、食べないの!」と、笑って応えてくれました。(右) |
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一番奥のティルームで、前日から焼いて下さった手作りケーキと紅茶をサービスしてくれました。たまたまB&Bに泊まっていたお客様が、私達にお茶のサービスをしてくださいました。 庭のセンスもさることながら、明るい人柄のK.G.ハスラム婦人。それにケーキの美味しかったこと。殆どの人がお代わりしていましたっけ。 ケイさん、素敵なオーナーでした・・・・(沢山の鯉が泳ぐ池。随所に椅子が置いてありますが、ここでいただいたケーキは最高でしょう・・・ね、お二人さん) |
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帰り際、ガイドの古川さんに連れられて、ガレージを見ました。 そこに置かれた2台のナンバープレート!とくとご覧あそばせ。(O_o)WAO!!! (日本でも、アルファベットが使えるようになったら“MOGURA”って付けよっと!!) |
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