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●●●●●「至福の刻が流れて」●●●●● |
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Masanobuさん |
念願かない、英仏庭めぐりツアーに参加。
ワクワクしながらヒースロー空港に着陸。
石畳の道をオックスフォード図書館へ |
オックスフォードの石だたみの街を歩き、伝統ある大学の建築の前で英国に来たんだと実感する。
翌日からは、コッツウォルズ地方へガーデン巡りの第一歩。それからは、毎日が花園にどっぷりとつかり、十日間があっと云う間だったけど、少々疲れてボォーとした頭脳であらためてたどった道を、ひとつづつ思い起こしてみる。
ヒドコートマナーから始まって、シシングハーストまで、花々々。スニーカーを履いた足取りは軽く、カメラのシャッターは押し続ける、至福の刻が流れていました。
ホテルに帰っても疲れていないのは何故でしょう。どの庭も私にとっては初めての出会い、どこが?と順位はつけられません。
バスの走る村々、ハニーカラーで点在する小さな家にもさりげなく自然にバラが軒を這い、色とりどりの花達に彩られている。
プライベートガーデン訪問。アンティークショップを覗き、ショッピング。
ハドスペンガーデンでいただいた、ティとスコーン。やわらかい日差しのなか、なんと美味だったことか。
バイブリーの川で遊ぶ白鳥の親子。スワンホテルのアフタヌーンティは次の機会に・・ |
サンハウスではトンプソン夫人の笑顔にクッキーとティー。眺めはクレマチスとバラ、ラベンダーカラーの花、忘れられません。食べ物ばかりでなくて、お勉強もしました。世界遺産のブレナムパレスの館。文化遺産のバースでの見学・・ etc.
バイブリーの村では川の中、水鳥達の幸せな水浴びをほほえましく思い、茅ぶき屋根に花の自然あふれる彩り。ひとつ残念なことは、スワンホテルでひと休みして、アフタヌーンティして・・、というプランがなかったこと。でも、時間がなかったんです。もう、云いません。
フランスのパリ着。念願だったモネの庭は絵画そのままに、どこの場所でも額に入れたらそのまま絵になる風景。彼はここでイーゼルを置いてキャンバスを立て、描いたのかと考えると、しばし池の水面を“ぽーっ”と見ていた。
セーヌ川クルーズ、1時間の船旅でした。 |
セーヌ川遊覧も思いかけない特別イベント。
夕焼けとエッフェル塔の灯りと共に心に残り続けるでしょう。つめたい川風の吹く船上で、友人達(もう、十日間で友人になりました)と、ハミングしてしまった題名の判らない歌。旅のフィナーレでした。
現在我が家の小庭にはアガパンサス、ガンピ、百合が「お帰りなさい。」と咲いています。その中、椅子にかけて書いていると、英国での花の咲き揃った庭に置かれた長椅子にゆったりとかけ、眺めと時間の流れを楽しんでいた外国の方達の様子が浮かんできます。
終わりになってしまいましたが、西原さん、添乗員のクールで“イエス”、“ノー”のはっきりした、ボーイッシュな大西さん、ガイドのシャイで歯切れよい説明をなさる古川さん、安全運転してくださったバスの運転手さん(写真を一緒に撮りたかったなー)、現地ガイドのお二人達に心から感謝して、有り難うございましたと云います。
アルバムの中の花だけでなく、色彩やかな本当のガーデンを、又いつの日か、娘や孫達に見せてあげたいと思う旅でした。
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