今回の旅は、本当にのんびりとした庭園と薔薇を見ると言う目的で参加しましたが、皆さんの花に対する情熱に、ただただびっくり！！私のようにほどほどの気持ちで花に詳しくない者にとって、いろいろと参考になりました。

広大な小麦畑の向こうには、ずぅ〜っと丘が続く

　しかし、イギリスの庭園を見て思ったことは、花とか庭園とかが良いということではなくて、人間としての生き方とか自然に対する考え方、つまりは文化、生活、価値観から生まれる人間其の物ではないかと思いました。

　日本より小さな国で、人口も半分で、高い山もなく、その風土から生まれる思想そのものを、あの風景から感じ取る事ができました。それにしても、車窓から見る、あの田舎の田園風景は、なんとも言えない情緒溢れる豊かさでした〜〜。

「ヒドコートマナー」の茅葺き屋根、 赤い車がよく似合う

　フランスは滞在期間が短かったのであまり解りませんでしたが、お洒落なスタイルの良い女性を眺め、さすがフランスと思わずにいられませんでした。

　モネの庭も日本を感じ、懐かしさを感じる庭でした。

　最後のセーヌ川クルーズは、本当に思い出深く残りました。思いがけない出来事なので、自分が此処にいることだけでも、感激し、感謝いたしました。本当に元気を頂きました。有り難う御座いました。夜は長いし、シャンソンの似合うお国ですね？

　最後に私もこれから、少し生活に対する考え方を反省し、精神的に豊かに生き方を考えようと思わざるを得ませんでした。それによって、庭もどういう風に変わるか楽しみです。普通の観光旅行ではない何かを掴んだような気がします。

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