英仏庭めぐり レポート

●●●●●「“密かな理由”と“思い込み”を堪能」●●●●●


Nishizakiさん

 イエローブック岡山(憧れのイングリッシュガーデンとモネの庭をたずねて)に参加させて頂きまして、有難うございました。

 もう帰りまして何日も過ぎてしまいましたが、感動はさらに大きくなるようです。長年の夢でありました英国の地に立つことが出来そして一度は見たいものと願っていた憧れの庭に行くことが出来たのですから、これは本当に私にとって最高の旅となりました。行く先々でいろんな感想や感慨を覚えましたが、その中のいくつか書いてみたいと思います。

まさに溢れんばかりのバラ(ホワイトガーデン)

 シシングハースト・カースル・ガーデンは私の最初に出会った庭です。ビス11号を西原さんにみせて貰ったときの表紙になっていました。

 衝撃の出会いです。「これってなんじゃー」といった感じで、ホワイト・ガーデンに見惚れてすぐ本屋に走りました。
 あの時のことは忘れません。凛としたホワイト・ガーデンは一度は訪ねてみたい憧れの庭となりました。そして今回行くことが出来た訳ですが、想像どうりホワイト・ガーデンになんともいえない感動!感動!でした。

 まさに溢れんばかりのバラが咲き誇り、足元にはカラーやルピナスがまぶしく見えました。大好きなアイス・バークもありましたね。「私の原点だー。」なんて、一人納得です。もちろん写真も撮りまくりました。この時のために大きなカメラ重いのに(反対されながら)持って来たんです。タワーからの眺めもすばらしく期待どうりの庭でした。

キフツゲートのオーナーと握手が出来感激!

 キフツゲートではこれまた感激でした。手入れされた花達の美しいこと、やはり本で見ていましたので「そうそうこんなんだー。」なんて、またまた一人納得やら感動やらしてしまいました。最後に庭主の夫人に握手していただいて、何だか涙がこぼれそうなほど感動しました。本当になにげなく苗を販売しておられるんですから。
 その後少しは静かにしていたと思うんですけど〈やはりやかましかったですか 済みません)。

 ハドスペンが最高の時でした。もちろんホープ御夫妻にお会いできたのも感激でしたが、庭に息を呑みました!池のまわりのボーダーもとても美しく咲き誇っていましたが、なんといってもカーブした壁のボーダーがまたまた最高!「写真なんか写している時か・・」と自分でわからなくなりました。

 色の迫力にただただ圧倒されたんです。もっと“じっとみなくては”、とか“写真もとらなくては”とか・・

ハドスペンのスコーンにも満足

 後でまた、そのダリヤやらポピー、バラ、いろいろ写しに出直しました。皆さんに遅れてスコーン食べたけれど満足な私でした。

 サンハウスは一番身近な庭でした。これまでと違い綺麗にまとまった手入れの行き届いた愛情溢れる庭でした。
 お茶もお菓子もいただき、こちらのオープンガーデンを体験できた貴重なひと時でした。
こんな風にどこに行っても私なりの“密かな理由”と“思い込み”で堪能いたしました。また庭ばかりでなくコッツウォルズの緑にも目を奪われ、お伽の国のような家並みにも。観光も十分楽しみました。

 添乗員の大西さんやガイドの古川さんに大変お世話になり、まるで修学旅行のような旅でした。さぞかしおばさんの世話、大変だったでしょうね。
 さぞかしうるさかった事と皆様にもお詫びします。ごめんなさい!感動してテンション高かったんです。

 「どうしても、連れていってね。」と西原さんの御主人にお願いしてからのことが夢のようです。有難うございました。御一緒させていただいた皆様にも感謝。また、気持ちよく送り出してくれた家族、そして特に主人に感謝です。何事も一念とはすごいことだと思います。願って、願っていればいつか実現できますね。

今度はなににしようかな・・・・・なんて。
もう、ちゃんとありますよ。いつの日にか、また憧れの庭にいきたいでーす。


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