国外の免許証とクレジットカードを用意できたら:
1
借りる 大手のレンタカー会社(ハーツなど)に日本で予約しておくと楽。
割引があったり、マイルがたまる特典がある。
ヒースローで借りて、返却もヒースローにしておくと重い荷物を運ぶ苦労から開放される。
ロンドン市内の観光には車はないほうがいいです。
Sloane St. こんな通りでは、ちょっと止まるというわけにいかない。
黄色いラインは止められない。 |
|
2 走る 日本と同じ右ハンドル左側通行で、高速道路は無料。これはうれしい(*^。^*)
高速道路は120〜200キロくらいのスピードで走ります。
ただ、ラウンドアバウトという独特の交差点だけは気をつけて!
信号機がありません。交差点では右から来た車が優先。
観光バスで通った経験があっても、実際に運転すると戸惑ってしまう。
実際、右から車が来ているのに止まらずに出てしまって、
ぶつかりそうになった経験あり。
ロードマップは必需品。ちょっと高いけど奮発しましょう。
絶対に行きたいところは、インターネットで詳細な地図を
見ておく(買っておく)のが賢明です。
道路にはM(高速道路)、A(幹線道路)、B(その他全て)と記号がついている。
B道路は生活道のようなもので、カントリーサイドのドライブを満喫できるのは
この道路。ただし、このような狭い道でも80〜90キロくらいのスピードで走るので要注意。
コッツウォルズのWinchcombe 付近。B道路。かわいいB&Bがあった) |
|
3 泊まる 市中のホテルよりもTravelodge とか Travel Inn といった
主要道路沿いの宿泊施設か、少し奥まったところにある
B&Bがおすすめ。
Hotel・・・・・・・・・・・・駐車料金10〜15ポンドを取られるのは痛い。
Travelodge,Travel
Inn・・・ホテルと違い、1部屋あたり40ポンドくらいから泊まれる。
2人でも3人でも料金は同じ。TV,シャワー付き。
駐車料金も無料。
電話やネットで予約できる。建物も部屋もとてもきれい。
サービスエリアやファミリーレストランと同じ場所にあることが多い。
朝食はついていないが、そばのレストランで食べることができる。
チェックインのときに支払いをしてカギを受け取り、チェックアウトのときはカギ
を返却するだけ。
写真はTravel Inn |
|
B&B・・・・・・・・・・・・・・・・マナーハウスやカントリーハウス、ファームハウスは、車でないと行けない
ような所にあるほうが魅力的。星の数ほどのB&Bがあるので、行き当たりばっ
たりでも大丈夫。日本でインターネットで予約したり、町の観光案内所で探して
もらうこともできる。2泊以上というところが多い。
建物は500年経ったものもめずらしくないが、中はとてもきれいで優雅。
ダイヤ印で設備の程度を表示しています。シャワートイレが専用か共同か、など
でランクがつけられている。駅から遠いほど部屋が広いし料金も安い。
ひとり1泊朝食つき25ポンドくらいから。朝食はほとんどがイングリッシュブレッ
クファストだが、コンチネンタルのところもある。
サセックスのB&Bでこんなことがありました。ゲストは私たちだけでしたが、
「今夜は遅くなるので、あなたたちはこのカギで入ってね」とオーナー夫人から
玄関のカギを渡され、夜9時ごろB&Bに帰るとネコ以外だれもいなかったので
す。ほんとに我家のようにカギで開けて入りました。
4 楽しむ ツアーはないし、鉄道やバスは便利が悪いし・・・というようなところへ積極的に出
かけましょう。日本ほどサービスエリアやレストランがないのでトイレ休憩は早めに。
★たとえば「英国の庭」と言われるイングランド南部へ:
Land's Endランズエンド・・・「地の果て」とはよく言ったものだと感心するような英国本土最西端の岬。
近くに女性が一人で石を運んで積み上げて作ったミナック・シアターがある。
|
|
Seven Sistersセブンシスターズ・・・BrightonとEastbourneの間の白亜の絶壁。ここはほんとに車がない
と行かれない。そのせいか日本のガイドブックにもあまり紹介されない。
夜が長い夏、ここで原っぱに寝そべって絶壁をのぞき夕日を眺めるのはいかが?
Dover
Castleドーバー城・・・屋上の望遠鏡からフランスが見えます。フランスへ行きたくなったら、その
まま車でユーロトンネルを通って大陸へ。クリスマス前には、フランスへチーズ
やワインを買出しに行くイギリス人が多いとか。
Alfristonアルフリストン・・・Seven Sistersから約30分。15〜19世紀に建てられた建物がとても魅力的
な村を作っている。川をはさんで両側に、中世から変わらない牧歌的で優雅な
家々が点在。村内にはおしゃれなアンティークショップやガーデンがあり、車で
農道のような道を周って楽しむ。観光地化されていない。
Clergy House はナショナルトラストが管理している。
★あこがれの湖水地方も遠くないです
Windermereウィンダミア・・ロンドンからKendalケンダルまで264マイル422キロ、さらにウインダミア湖
まで1マイル。ノンストップで約4時間です。
車ならダーウェント湖やグラスミア湖へもちょっと走るだけ。
レヴァンスホールやホーカーホールといった有名なガーデンもたくさんあり
ます。標識に従って簡単に行けます。寄り道してみましょう。
★ビートルズが好きなら、マジカル・ミステリーツアーも自分でできます
Liverpoolリヴァプール・・・ビートルズの足跡をたどるバスツアーは大人気。週末は予約が取れない
ほどとか。でもペニーレーンやストロベリーフィールズへ
も車なら行けます。
★スコットランドへも車で行けます。
Loch Nessネス湖・・・・・・・車でスコットランドへも行けます。ロンドンからエジンバラまで373マイル600
キロ。さらにインヴァネスまで157マイル250キロ。思ったより早く着きます。
Loch Ness(ネス湖) |
|
★洋食器が好きなら、重たい買い物も持ち歩かなくていいです。
Stoke-on-trentストークオントレント・・・古くから陶磁器の町として栄えたこの町には、ウェッジウッド
やスポード、ロイヤルドルトンほか多くの老舗ポッタリーが集中している。
それぞれ工場見学ツアーやショップがあるので、車で周ってみては?
ウェッジウッドはカレッジも含めて広大な敷地を所有しており、とても美しい
ところにあります。アウトレットならびっくりするような値段です。\(◎o◎)/
★住宅ウォッチングは楽しい
イギリスの家はほんとにおしゃれでかわいい。イングリッシュガーデンを目指すなら、
マイホームもイギリスの雰囲気を取り入れたくなるはず。ちょっと失礼して住宅街に
進入して観察させてもらいましょう。
絵に描いたようなラブリーなおうちがいっぱい。