イギリス・ガーデン巡り Vol.11「ナースリー特集 その1」
『ピーター・ビールズ・ローズ』 Peter Beales Roses
ピーター・ビールズさんが経営するオールド・ローズのナースリー。 オールドローズ専門店として、おそらく世界一と言われるほど、あらゆる種類(1100種類以上)のオールドローズコレクションを持っています。 |
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ピーター・ビールズさんだけでなく、奥様や息子さん、スタッフの皆さんがバラの専門家で、私たちのどんな質問にも親切に答えてくれます。 右端に写っているのが、ピーター・ビールズ・ローズのマネージャー。花の名前など、ピーター・ビールズさんも質問されるほどよくご存じです。 |
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ピーター・ビールズさんは「バラの魅力はその“動き(ムーブメント)”にある」と言われています。 この言葉を聞いたとき、「イングリッシュガーデンの魅力は、植物が風に吹かれたり、剪定しすぎないで自由に生長するその動きにあるのかな?」と思いました。 そう言えば、“エルシング・ホール”の奥様、シャーリー・カーギルさんもそんなことを言われてましたっけ。エルシング・ホールの200種を超えるオールドローズも、ピーター・ビールス氏の農場で作られたものです。 |
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「ピーター・ビールズ・ローズ」のバラは、どれも自由に枝を伸ばしており、花もこぼれんばかりに咲き誇っています。 芝生に落ちた花びらも、見事な絵になります。 |
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昨年(2000年)、王立バラ協会のパトロンであるエリザベス皇太后が100歳のお誕生日を迎えられました。 その折りに、これを記念して陛下のお住まいにちなんで「クラランス・ハウス」と名付けたオールド・ローズをビールズ氏が直々にお贈りしました。 以後、この売上がバラ協会の活動資金として提供されています。 |
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広大な芝生が開ける中庭では、ピーター・ビールズさんのセミナーやガーデンコンサートが開かれます。 「ピーター・ビールズ・ローズ」の苗を入手される方は、イギリスへ直接申し込むかhttp://www.classicroses.co.uk/ 国内では実野里ショップなどの通販で購入できます。 |
多くの方々から「“イギリス・ガーデンめぐり”を楽しみにしてました。・・・」と声を掛けて頂きました。
ご声援ありがとうございます。モグラが大喜びして“おまけ”を付けましたよ。・・・ (モグラ)